項羽と劉邦

待望の史劇 ついに日本上陸。

Introduction

この男気に、嵌る。紀元前三世紀、大乱の中国全土を巡り、戦いを繰り広げた二人の男がいた!

 時は、紀元前三世紀末の中国。天下定まらぬ動乱の時代に産声を上げた二人の男がいた。一人は、後に漢王朝の開祖となる男、劉邦。もう一人は、後の西楚の覇王、項羽。平民出身のならず者だったが、人を惹きつける魅力で仲間を増やしていく劉邦と、名門生まれのエリートで冷徹な性格だが、人並みはずれた武の才能と実行力を持つ項羽──あまりにも対照的な二人が、義兄弟の契りを交わし、共に秦王朝打倒を目指す。そして、秦打倒を果たした後、二人は天下を争う龍虎となる……。今なお、多くの人々に愛され続ける両雄の闘いが、中国ドラマ史上最高の製作費をかけた歴史スペクタクル巨篇として、ここに蘇る!

近年、盛り上がりを見せる中国の歴史ドラマその真打ち言うべき超大作が日本上陸

 今、中国ドラマが熱い! 2012年に全95話の「三国志 Three Kingdoms」が日本に上陸すると、「三国志」ファンの注目を集めて驚異的なDVDセールスを記録。2013年には、「三国志」ものでは悪役として描かれることが多かった曹操にスポットを当てたドラマ「曹操」、そして「三国志演義」「西遊記」「紅楼夢」と並び称される“中国四大名著”のひとつをドラマ化した「水滸伝」が相次いでリリースされ、中国ドラマ熱が高まっている。そして、2014年。「三国志」の時代よりもさらに昔、紀元前209年から202年に天下をかけて戦った二人の英雄を描いた「項羽と劉邦〜King’s War〜」が、満を持して日本上陸を果たす!

総制作費約35億円! 中国ドラマの歴史を塗り替えるエンターテイメント巨篇。

 全80話の歴史大河ドラマを手がけたのは、中国を代表するドラマ監督であるガオ・シーシー。総製作費約25億円、延べ15万人のエキストラを動員した大作「三国志 Three Kingdoms」の監督も務めた彼が、それをはるかに凌ぐ総製作費約35億円をかけて、中国ドラマ史上最大のスケールの大作を生み出した。中国人民解放軍空軍政治部電視芸術中心の監督であるガオ・シーシーは、兵士役のエキストラとして現役兵士を動員することができ、他国では実現しようがない人海戦術を駆使して、リアルな戦闘シーンを再現している。また、人民軍の訓練地も使用することができるガオ・シーシーは、宮殿や城壁などの大掛かりなセットを建造。そして、それが炎上するスペクタクルシーンを生み出している最新のVFXにも注目だ。

小説、舞台、映画、ドラマ…… 2000年以上の時を超えて語り継がれてきた英雄伝説。

 司馬遼太郎の小説「項羽と劉邦」、横山光輝の漫画「項羽と劉邦」などで、日本でも親しまれている項羽と劉邦の物語。チャン・イーモウ監修の1994年の映画「項羽と劉邦/その愛と興亡」、韓信を主人公にした1991年のドラマ「項羽と劉邦・背水の陣」、2004年の中国ドラマ「大漢風 〜項羽と劉邦〜」など、数々映像化もされてきた。紀元前206年に始まった楚漢戦争が2000年以上の時を超えて現代まで、そして日本にまで語り継がれてきたことは、故事成語の多さからも明らかだ。四面楚歌、国士無双、背水の陣、烏合の衆、捲土重来、乾坤一擲…。項羽と劉邦の戦いを表現する上で生まれたこれらの言葉が、現代の我々の生活に根付いていることは、すなわち彼らの物語が現代人にも教訓となり、共感でき、楽しめることの証と言えるだろう。そして、死が今よりもはるかに身近な時代に、熱く燃えるような人生を送った男たちの言葉には、男気が溢れている。「生まれた日が違えども、死ぬ日は同じ」「たとえ散るにしても華々しく散る」「この先に道はない。だが撤退はしない」。これらのセリフに漲る男気が、我々の心を熱く震わせるのだ。

台湾のスター、ピーター・ホー&中国の国民的俳優チェン・ダオミンら実力派俳優が集結!

 数多の英雄英傑が登場する「項羽と劉邦〜King’s War〜」。演じる俳優たちも現代のヒーローとも言うべき存在だ。溢れる人間力で人々を魅了する劉邦役は、映画「インファナル・アフェアⅢ 終極無間」のチェン・ダオミン。チャン・イーモウ監督の映画「HERO」で始皇帝を威厳たっぷりに演じていた彼が、今回は始皇帝打倒を目指す劉邦を熱演している。最強の覇王・項羽役は、アメリカ生まれの台湾育ち、日本映画にも出演したことがある国際派スター、ピーター・ホー。「三国志 Three Kingdoms」で演じた呂布と同じく、無類の強さを誇る項羽を力強く演じている。劉邦を補佐する“漢の三傑”は、国士無双と呼ばれた知将・韓信役を映画「ホット・サマー・デイズ」のドアン・イーホン、物事の真実を見抜く英傑・蕭何役を映画「雲南物語」のヤン・リーシン、人の心を読み切る参謀・張良役を「三国志 Three Kingdoms」で魯粛に扮していたフォ・チンが演じている。また、項羽に知恵を授ける策士・范増には映画「サンザシの樹の下で」のスン・ハイインが扮している。現代の中国俳優界を代表する名優たちが集結した本作。他の中国ドラマや映画で演じていた役柄との対比をしてみるのもきっとおもしろいだろう。

強く、賢く、美しく。英雄たちを支える偉大な女性たちを美人女優が熱演。

 女性が歴史に名を残すことが難しかった紀元前の中国にも、男たちを支え、鼓舞し、時には操るような、強く賢い女性たちがいた。劉邦の妻で、後に中国史上初めて皇后として歴史書に名を刻んだ呂雉を演じたのは、ドラマ「還珠格格3」で人気を博したチン・ラン。項羽の寵姫で、項羽が唯一頭が上がらない人物である虞姫に扮するのは、映画「私の少女時代」に障害を持つ医者役で主演したリー・イーシャオ。秦のやんちゃな姫から、愛する男のために命をかける一途な女性へと成長していく晨曦役は、内モンゴル出身の新進女優シャオスーチンガオワー。静かな物腰の絶世の美女で、劉邦を支え続けた戚夫人役は、中国を代表するヒットメイカーであるフォン・シャオガン監督の大作映画「戦場のレクイエム」で注目を集めたタン・ヤン。所作、舞踊、琴など、当時の女性たちの振る舞いを完璧に演じることができる中国女優陣の美貌と熱演に、魅了されること間違いなし。「項羽と劉邦〜King’s War〜」は、女性たちの活躍にも注目して見るべき作品だ。